1年半ぶりに日本ツアーを行う英歌手ポール・マッカートニー(76)が29日夜、滞在先のニューヨークからプライベートジェット機で、東京・羽田空港に到着した。

日本ツアーは7回目。ナンシー夫人(58)と2人そろって、英語でポールの名前と新作アルバム「エジプト・ステーション」の題名が入った法被を着用。夫妻は手をつなぎ、午後7時14分、到着出口に姿を見せた。

ポールは集まったファン約500人に対し、「ハロー」と言いながら右手を挙げてあいさつ。さらに「コンバンワ、トーキョー。日本に戻ってこられてうれしいよ。サイコー」と日本語を交えてあいさつ。笑顔でファンと握手をしたり、5~6人のサインにも応じるなど、日本のファンの歓待を喜んでいた。

日本ツアーは先月、カナダで開幕した「フレッシュン・アップ・ツアー」の一環。今月31日、来月1日に東京ドーム公演、5日に初の両国国技館公演、8日に初のナゴヤドーム公演を行う。日本ツアーは4公演で計13万5000人を動員する予定。