千原ジュニア(44)が主演するカンテレ「新・ミナミの帝王」シリーズ16作「過去からの罠」(来年1月5日午後3時、関西ローカル)のヒロイン役に大阪出身の柳ゆり菜(24)が出演することが決まった。

柳が演じるのは過去にギャンブル依存症で窃盗の前科がある本多麗奈役。「台本を読んで、詐欺ってこういう仕組みなんだなとすごく勉強になりました。麗奈については、素直で信じやすく、信用を失うようなことをされると卑屈になって暴走したり、でもそのあとに反省するというところは、根本的に自分と似ています」と分析した。さらに「間違いを犯すけれど、信じてくれている人がいるからこそ強くなれる、そういうメッセージがあるドラマです」と熱く語った。

地元の関西弁での体当たり演技となる。「関西弁で演じることが快感。標準語だと出てこないような感情の動きが、自分のルーツの言葉だから、心が動きやすかった」と話した。

柳とはドラマ初共演となる千原ジュニアは「関西の人だから、すごくナチュラルに、明るく前向きに生きていこうとする女性を演じていた」と熱演を高評価した。

16作に続き、シリーズ17作目「親の心子知らず、子の心親知らず~」は来年1月14日午後3時22分から放送される。