女優広瀬すず(21)が、ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜午前8時)の11日に放送された第88回の平均視聴率が19・9%(関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第15回の23・6%。

同ドラマは、戦争で両親を亡くし、父の戦友の養女として引き取られたヒロイン奥原なつ(広瀬すず)が、北海道を舞台に、亡き父の戦友の柴田剛男(藤木直人)と妻富士子(松嶋菜々子)、柴田夫妻の父泰樹(草刈正雄)に育てられ、豊かな想像力と開拓者精神を生かし、アニメーターを目指す姿を描く。脚本家の大森寿美男氏のオリジナル作品。元AKB48で女優の渡辺麻友、井浦新、染谷将太、伊原六花、小手伸也らが朝ドラ初出演。ほかに貫地谷しほり、中川大志、麒麟の川島明、木下ほうか、角野卓造が出演する。また、語り(ナレーション)をなつの父親という設定で内村光良が担当する。

あらすじは、咲太郎(岡田将生)が声優のプロダクションを立ち上げることをなつに宣言した。そして、所属第1号の蘭子(鈴木杏樹)、雪次郎(山田裕貴)、レミ子(藤本沙紀)に劇団の仕事をしながら声優の仕事の可能性を話した。

初夏を迎え、短編映画のストーリーが煮詰まっていた。結末が見えず、麻子(貫地谷しほり)はイライラしていた。なつはその晩、北海道の森を思い浮かべ、ストーリーを考えていた。そこにやってきた坂場となつは、徹夜をしてストーリーをまとめた。そいて翌朝、下山(川島明)らに話して動画が作られることになった、という内容だった。