TOKIO国分太一(44)が15日、MCを務めるTBS系「ビビット」(月~金曜午前8時)に出演し、9日に死去したジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(享年87)についてあらためて語った。12日に都内で行われたジャニー氏の“家族葬”で、V6井ノ原快彦(43)とともに司会を務めていた。

国分は「葬儀の司会を井ノ原と進行をしたが、その前に席があって、僕はジャニーさんと同じ目線で参列人を見て、それが全員がジャニーズで1列目は大先輩ばっかり。ものすごい豪華だなと。緊張感もあったが、滝沢から明るい葬儀にしませんかというような話があったのと、僕とイノッチが選ばれたというのは、間違いなく明るい葬儀にしてくださいというメッセージなんだろうなと思い、明るい葬儀、家族葬をやらさせてもらいました。祭壇を見ても分かるように、ステージをイメージしている。ジャニーさん主役のライブで、その横にある名前のある人がバックアップになる、ジャニーさんを僕らがバックアップするよという形で家族葬がはじまり、そして見ているお客さんが、僕たちという形なので、最後のジャニーさんが主役になるライブを皆さんで盛り上げましょう、という形で葬儀を始めました。ひとりひとりの思い出を聞いていくと、生みの親が社長、社長と一緒に切磋琢磨(せっさたくま)したから、ひとりひとりの思い出が全部違う。必ずそこには笑いがあったり、それがジャニーさんの人柄なんだろうなと、明るい葬儀ができることがジャニーさんの人柄だったかなと思いました。

個人的には一生に1回しかないジャニーさんのライブ、葬儀をやらせてもらえたことは、タレント冥利(みょうり)、ジャニーズ冥利に尽きるかなと思った。中間で間延びしたところもあったが、それもジャニーさんが『間延びしたよ』と言いながら天国でもダメ出しをしているんだろうなと思いながら、素晴らしい会になりました。これからはジャニーズイズムをもったタレントがいろんなパフォーマンスをしていくと思います。そこは変わらないので、今後ともジャニーズ事務所、タレントをよろしくお願いいたします」と話した。

家族葬にはジャニーズ事務所所属タレント約150人が出席していた。同事務所によると、国分は井ノ原とともに司会を務め、「式次第は守りながら、ジャニーを明るく笑顔で送り出すよう努めました」という。