賀来賢人(30)が主演する日本テレビ系ドラマ「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」(日曜午後10時30分)の8日放送第9話の平均視聴率が、6・9%(関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は7・8%で第2話は6・5%、第3話は6・4%、第4話が6・5%、第5話は7・1%、第6話は6・4%、第7話は6・0%、第8話は7・1%だった。

賀来は、警視庁捜査1課の刑事、遊佐清春を演じる。清春の上司で、清春が目覚めた時に横で死んでいた碓氷薫を広末涼子、その息子克喜を田野井健、捜査1課長の南武修介を北村一輝、碓氷班の刑事、名越時生を工藤阿須加、江國光成を杉本哲太、高砂明海を立花恵理、捜査1課に配属された清春の同期、宮城遼一を細田善彦、警視庁公安部の才門要を井浦新、元刑事で喫茶店「bonnaro」マスター深水喜一を笹野高史、その娘の咲良を夏帆、捜査1課理事官の本城諭を篠井英介、その娘の芹奈を佐久間由衣が演じる。

第9話。警察の地下組織:ニッポンノワールによる極秘プロジェクト。人体実験により記憶を変えられていた宮城遼一(細田善彦)が公安の眞木光流(矢本悠馬)の手により死亡した。怒りからまるで別人のように変貌し、眞木を打ちのめした遊佐清春(賀来賢人)。そして喫茶店・ボナーロに向かうとマスターの深水喜一(笹野高史)に「アンタが黒幕なのか」夕日が差し込む喫茶店の中、視線を交わし深水は「まだ早い」。

南武には5年前に家出をした息子がいた。その後、ベルムズに加入したところまでは把握したものの、その先の行方はわからないままだった。ベルムズを使い人体実験を繰り返していたニッポンノワール。南武は息子の行方を案じつつ、江國光成(杉本哲太)ら捜査一課の面々にニッポンノワールと公安の動向を探らせる。そして、そこで自分の息子が人体実験を受け、殺されたという衝撃的事実を突き止めることとなる。

覚醒した日、清春はついに全ての記憶を取り戻すこととなる。「真実を知る覚悟はあるか?」何者かが清春に尋ねる。「ここまできてないなんて言うわけねえだろ」清春は返す。全ての真実が清春の脳裏によみがえる夜。山小屋に行くとガスマスクの男が物色していた。