エッセイストの犬山紙子さん(38)が、ネット上で連載され話題となった4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」の2次創作を披露したことで一部から批判を浴び、作者のきくちゆうき氏に謝罪したことを明かした。

同漫画は主人公のワニの何げない日常の生活が描かれながら、漫画の最後に「死まであと○日」と、余命がカウントダウンされる形で告知されていく。最終話となる「100日目」は20日夜にきくち氏のインスタグラムで公開された。

最終話公開当日、犬山さんはコメンテーターを務める日本テレビ系「スッキリ」の生放送で、自分なりに考えた「100日目」の漫画を披露。ワニが花見を楽しんでいる最中に眠るように亡くなった後で200歳だったことが判明するという“大往生”の結末で、出演していたきくち氏も感心して「すごいです。嫌いじゃないです」とコメントしていた。

しかし作者の前で2次創作を披露したことに、ネット上では批判の声も出た。犬山さんは同日ツイッターで「4コマを描いてほしいというスッキリの仕事でした。作者公認と伺ったので、きくち先生が好きなのもありプロモーションの一助になればと急遽引き受けましたが、もっと番組と話し合うべきでした。大変申し訳ございません」と、経緯を説明した上で謝罪した。

その後、きくち氏にも謝罪したことを報告。「きくちゆうき先生に連絡を取り、ご迷惑をおかけしていましたら申し訳ないですとお伝えしたところ、全く問題ない、ありがとうございます、と言っていただけました。ありがとうございます」とつづった。

犬山さんに対し、「謝る必要ないですよ」という趣旨の、励ます声も複数出ている。ただ、21日午前9時の時点でもバッシングは続いているとし、犬山さんは「公認かつ作者が全く怒っていない、感謝までしてくれたことに対して『作者の気持ちを考えろ』には疑問があります。視聴者が見たくなかったという意見があれば申し訳ないのですが。強いてあげる問題点は、作者の前に二次創作を広げることの助長なのかな?公認ですよ、と前振りが必要だった?」と疑問を呈した。