山崎賢人(25)が主演し、19年公開の邦画の実写映画で最高の興行収入57億3000万円を記録した映画「キングダム」の続編が製作されることが29日、発表された。

「キングダム」は、紀元前の中国春秋戦国時代を舞台に、山崎演じる戦災孤児の少年・信が大将軍になる夢を抱き、吉沢亮(26)演じる中華統一を目指す若き王・〓政(えいせい=後の秦の始皇帝)とともに、夢に向かって突き進んでいく歩みを壮大なスケールで描いた物語。前作では、プライベートでも親交が深い山崎と吉沢が、激しくぶつかり合うなど熱いシーンの連続を演じきった。

前作に引き続き、佐藤信介監督がメガホンを取り、山崎、吉沢、河了貂役の橋本環奈(21)ら俳優陣も再集結する。原作の漫画家・原泰久氏が前作同様、脚本を担当し、映画オリジナルのシーンやセリフも加えられたという。

山崎と吉沢、原氏はコメントを発表した。

山崎 「キングダム」は前作の撮影が終わったときに“信”の気持ちと同じように僕の中でも「いよいよこれから物語が始まっていくんだ、まだまだこれからだ」と感じていた作品でした。監督やキャストのみんなで「続編も撮れるといいね」と話していたので、続編が決まって本当に嬉しい気持ちです。前作同様、今回も原先生が脚本に関わってくださっているので、いちキングダムファンとしても、映画に関わる役者としても、本当にワクワクするような、期待を裏切らない熱い脚本になっています。本作では、いよいよ“信”が戦場に出ていくストーリーが展開されます。前作よりも成長した姿を皆さんにみていただけるように、そして、前作を超える面白い作品にできるように、キャスト・スタッフ一同頑張りますので、完成を楽しみにしていてください!!

吉沢 映画「キングダム」で“政”を演じるということは、僕の役者人生のターニングポイントになりました。これからも“政”と一緒に、自身も成長していきたい、と思わせてくれた作品でしたし、前作の撮影中から続編をやりたいと、キャスト・スタッフみんなで話していたので、続編の製作が決定して台本を手にしたときに、本当に実現したんだという嬉しさがありました。今回も原先生が脚本に携わってくださっていることもあり、原作の世界観を壊さずに、本当に面白くて、熱くて、見ごたえのある物語になっています。この作品を、どのような映像として届けられるのか、演じる我々も、今から本当に楽しみでワクワクしています。皆さんが期待している以上の最高の作品にしたい、とキャスト・スタッフ一同思っていますので、是非とも期待してお待ちください!

原氏 実写映画「キングダム」続編の製作が決定しました! 想像以上の多くの方に前作をご覧いただけたお陰で、続編へとつながりました。本当にありがとうございます!! 今回も長~い脚本会議に関わらせていただいております。王騎が信へ告げた「戦場で会いましょう」、まさにその世界をしっかりと描くことになりそうです。前作以上のスケールで、邦画史上に残る戦場とドラマを楽しんでもらえるのではないかと思います。(コメントは全て原文のまま)

公開日、物語、新キャストは今後、発表する。

 

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