元SKE48のタレント矢方美紀（28）が14日、オンラインで行われたFWD富士生命「乳がん月間　アピアランスサポートオンラインイベント」に出席した。

矢方は18年4月、乳がんによる左乳房全摘出とリンパ節切除手術を公表。抗がん剤治療中に使用する医療用ウイッグの手入れ方法を解説するなど、がん治療による見た目（アピアランス）の変化に寄り添うサポート動画「♯あぴサポチャンネル～矢方美紀ががんと共に生きるあなたを応援！」に出演する。

矢方はウイッグの手入れについて「洗い方が普段のシャンプーと違うことを知らなかった。ネットで検索したり」と闘病中を回想。「動画で分かりやすくまとめることで、家族でお手伝いをする時にも共有できればと、まとめさせていただきました」と語った。

抗がん剤治療終了から半年ほどで地毛が生えそろったという。ショートヘアをハイトーンカラーに染めるなど、その時ならではのファッションを楽しみ「雰囲気に合わせてウイッグを選ぶことが得意になりました」と笑みを浮かべた。

また、今日14日に自身の体験を元にした漫画「27歳のニューガン・ダイアリー」が発売。矢方は「自分が漫画になって登場するとは思わなかったので、うれしいです」と笑顔。「男女問わず読んでいただいて、乳がんのことを知ってもらえたらと思います」と話した。

動画は同社のホームページ、YouTubeなどで今日から順次公開される。