今年の世相を反映する「現代用語の基礎知識選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」が1日、都内で発表された。

社会的な流行となった吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)氏の原作漫画「鬼滅の刃」がトップ10入りした。

吾峠呼氏に代わり、掲載誌・週刊少年ジャンプ編集長の中野博之さんが登壇した。中野さんは「本当にうれしく思います。このような名誉を頂けたのは吾峠先生の圧倒的な努力とアニメーションをはじめ、『鬼滅の刃』を世界に広めてくださった関係者の皆さま、そしてたくさんのファンの皆さまのおかげだと思っております」とコメントした。

作品のファン層は、子どもから大人まで幅広く、女性ファンが多いのも特徴だ。登場人物と同じように髪の毛を染める「鬼滅カラー」も流行。上映中の映画もすでに200億円の興行収入を突破。単行本もシリーズ累計1億部を超えている。