フジテレビで人気アニメ「鬼滅の刃<柱合会議・蝶屋敷編>」(午後9時)が20日に放送され、世帯平均視聴率が14・4%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。

「『鬼滅の刃』<柱合会議・蝶屋敷編>」は、漫画家・吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)氏原作の人気漫画アニメの22~26話で構成された「竃門炭治郎 立志編」の完結編。炎の呼吸を使う煉獄(れんごく)杏寿郎(アニメの声=日野聡)をはじめとする「鬼殺隊」の主軸をなす最強剣士である“柱”たちが初めて一堂に会する「柱合会議」を含む重要エピソードで、「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」(外崎春雄監督)へと続くストーリー。

物語の中で主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう、同=花江夏樹)が、鬼を退治する「鬼殺隊」の隊士でありながら、鬼と化した妹禰豆子(ねずこ、同=鬼頭明里)とともに行動していることに対して、柱たちから隊律違反を犯したと裁判を受ける。また那田蜘蛛山(なたぐもやま)で負傷した炭治郎と、同期の我妻善逸(あがつま・ぜんいつ、同=下野紘)、嘴平伊之助(はしびら・いのすけ、同=松岡禎丞)の蝶屋敷での修行模様や、劇場版へ続くエピソードまで描いている。

キービジュアルはアニメを制作したufotable(ユーフォーテーブル)が、今回の放送のために特別に描き下ろした新作ビジュアルで、さらにこの放送のために制作された新規映像などが追加された特別編集版となっていた。

10月10日に放送された1~5話をまとめた「『鬼滅の刃』第一夜<兄妹の絆>」の世帯視聴率は16・7%(関東地区)。同17日の15~21話で構成された「『鬼滅の刃』第二夜<那田蜘蛛山編>」は15・4%(関東地区)だった。