関西を中心に活動する演劇集団・劇団Patch(パッチ)とカンテレがタッグを組んで演劇ムーブメントを発信するプロジェクト「カンテレ×劇団Patchプロジェクト」の第1弾となる、近未来を舞台にしたラブ・サスペンス音楽朗読劇「マインド・リマインド~I am…~」(28~31日、紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA)の生配信が決定した。東京公演の大千穐楽となる31日午後5時からの公演を生配信する。

同作は特定の音から、それにまつわる記憶が呼び起こされる「プルースト現象」をきっかけに恋人に疑惑を持った男が現実と空想が交錯する世界に迷い込み、そこで“衝撃の事実”にたどり着くラブサスペンス。

大千穐楽で主人公「僕」を演じる納谷健(25)は配信決定に「ありがたいことです。配信ありきが主流となりつつある昨今、広く気軽に楽しんでいただける事はとてもうれしいですし、配信させていただけることも簡単ではありません。どんな面白さをお届けできるか精いっぱい頑張りたいです!」と意気込んだ。

政府の緊急事態宣言が発令されている中、公演は感染症対策を徹底して実施する。生配信は遠方に住む人や、この時期、自宅で舞台を楽しみたいという人のために企画したという。

公演の配信チケットは2500円。