21日に放送された、関ジャニ∞大倉忠義(35)主演のフジテレビ系連続ドラマ「知ってるワイフ」(木曜午後10時)の第3話の視聴率が22日、6・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と分かった。前回の7・0%から0・5ポイント、ダウンした。初回から6・1%、7・0%だった。

大倉が演じるのは、結婚5年目で2児の父親の銀行員・剣崎元春。職場では上司から叱責(しっせき)され、疲れて家に帰ると妻の澪(広瀬アリス)から怒鳴られて「こんなはずじゃなかった」と悩みを抱える恐妻家だ。澪は家事と2人の子供の育児に追われ、ストレスがマックスの“ワンオペ主婦”。そんなある日、元春は公園で出会った謎の男、小池良治(生瀬勝久)にもらった500円玉を使って、大学時代にタイムスリップ。新しい生活では、元春は大学時代のマドンナ、江川沙也佳(瀧本美織)と結婚して、澪は銀行の同僚になっていた。「過去に戻って選択を変えれば、妻が代わり人生も変わるのでは」という、ファンタジーなラブストーリー。

第3話で、元春は、バイクとぶつかりそうになった澪を思わず抱き留めた。驚いた澪は元春を見つめる。元春は澪の表情を見て「自分が過去を変えたことを知っているのではないか?」と疑う。しかし、それは元春の思い過ごしのようだった。だが、澪は元春に「澪」と呼ばれた気がしてどこか懐かしい気持ちを感じていた。澪は顔の分からない男性に「澪」と呼ばれる夢を何度も見ていたのだ。

支店で行われた振り込め詐欺対策の勉強会の後、元春の同期津山千晴(松下洸平)が澪を食事に誘う。澪は、今日は都合が悪いと断るが、今度必ず行くので食べたいものを考えておくと答えた。社交辞令を疑う津山に、澪の性格を知っている元春は彼女のことだから本当に考えるのではないかと伝える。

帰り道、元春が車を運転していると倒れた自転車の脇にうずくまる澪を見つける。元春は放っては置けずに澪のもとへ。けがの手当てをしていると、澪は客が振り込め詐欺に遭っていそうな時の合図を決めようと言い出す。いろいろなサインを提示する澪に、元春は真剣には答えず、車に乗せて送った。元春に、再び疑問が。なぜ自分が転倒した澪に出くわすのか。やはり偶然ではないのか。

元春は小池を偶然見つける。なぜ澪が自分の前に現れたのかと尋ねる元春に、小池は「いくら人生を変えても、つながりのある人間たちは変わらない。必ず引き合い、目の前に現れる」と言った。