NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の20日に放送された第33話の平均視聴率が18・2%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の18・8%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。オープニングの映像では杉咲と、千代の幼少期を演じる子役、毎田暖乃(のの)らが登場し、横に並んでいる演出がされている。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、女優修業のため助監督の小暮(若葉竜也)に恋人のフリを頼んだ千代は、カフェの仲間にアドバイスを受け初デートをすることになった。撮影所で小暮を待っているとそこに一平(成田凌)が現れ、何でいるのかと言い争いになった。その後、仕事が長引き遅れてきた小暮と洋食屋で食事をすることになった。会話をしていると小暮から「撮影が終わって千代ちゃんと話をすると、ホッとして元気になれる」と言われた。初デートが終わりカフェに戻ってきた千代。真理(吉川愛)から初デートの感想を聞かれ「あの人を好きになったみたい」と告白した。