大手芸能事務所の吉本興業が、エンターテインメント技能を身に付けて成功を目指す若者を育成する「よしもとアカデミー」として、高校卒業資格を得ることができる「吉本興業高等学院」を4月に開校することが28日、分かった。

滋慶学園高等学校の通信制課程を併修して卒業することで、高校卒業資格を得ることができる。

1982年の創設以来、数多くのスターを輩出してきた「NSC」(吉本総合芸能学院)に加え、同じく「よしもとアカデミー」として21年4月に新設される「パフォーミング」「クリエーティブ」「デジタルエンターテインメント」の計4ジャンルの養成スクールプログラムの中から自由に選択して学ぶことができる。

18年に開校した「沖縄ラフ&ピース専門学校」で蓄積したノウハウに加え、劇場やテレビ番組制作、ネットでの動画配信など、吉本興業が持つ多種多様な事業プラットホームを最大限活用し、生徒たちに最先端かつ実践的な養成の場を提供、夢の実現をサポートする。