女優水原希子(30)とさとうほなみ(31)が13日、都内で、ダブル主演を務めるNetflix映画「彼女」(廣木隆一監督、15日配信)の配信直前イベントに出席した。

中村珍氏の人気漫画「羣青(ぐんじょう)」が原作。高校時代の同級生の永澤レイ(水原)と篠田七恵(さとう)の逃避行が描かれる。

緊張した面持ちで登場した水原は「今日という日がついに来てしまったか…皆さんがこの2人の愛をどう受け取ってくれるのか興味深い」とあいさつ。

「ほな・いこか」名義でゲスの極み乙女。でドラマーを務めるさとうは、原作のファンだったといい「映像化、実写化されるのであれば本当にやりたいなって思っていた。廣木監督で、『羣青』。すごい組み合わせ。すごくうれしかった」とオファーを受けた際の思いを語った。

劇中で2人の距離が縮まっていくにつれて、役を離れても、水原とさとうの愛は深まったという。さとうは「レイというか希子ちゃんがいないと成り立たないなっていう精神状態。ずっとくっついていた。離れられなかった」と明かした。水原も「本番直前まで抱き合ったり、手を握ったりしていた」と振り返った。

最後にさとうは「本当にみんなでいろんな思いを抱えて作ってきた映画です。いろいろ感じることは違うと思うんですが、観ていただいて、本当に何か少しでも思っていただくことがあれば。ぜひ楽しんで下さい」と呼び掛けた。廣木監督も出席した。