元乃木坂46の心理カウンセラー中元日芽香(25)が、初の自叙伝「ありがとう、わたし~乃木坂46を卒業して、心理カウンセラーになるまで」(文芸春秋)を6月22日に発売することが29日、分かった。

同書内では、乃木坂46時代のエピソードや、心理カウンセラーを志したきっかけなどをつづっているという。11年8月に1期生として加入後、選抜メンバーを目指して「頭の中は仕事が10割」という日々を送るが、トップアイドルグループの一員として責任感で追い詰められ、適応障がいと診断されたなど、実体験を赤裸々に明かしている。

出版にあたり「アイドルというと特殊な職業に聞こえるかもしれませんが、実は過去の私と似たような葛藤を抱いている方が多いのではないかとカウンセリングをする中であらためて気付きました。そのような方々に、経験をもって寄り添えたら、と思い今回執筆をしました」と経緯を説明。「今の自分があるのは、過去の自分のおかげだと思うようになりました。1人でも多くの方がご自身に対してそう思ってあげられたらいいなという願いも込めています」とタイトルに込めた思いも明かした。