俳優鈴木亮平(38)主演のフジテレビ系連続ドラマ「レンアイ漫画家」(木曜午後10時)の第6話が13日に放送される。

主人公・刈部清一郎(鈴木)は、人付き合いが苦手な変わり者の天才漫画家。刈部まりあという女性名のペンネームで正体を隠し、そのプライベートは謎に包まれている。夢なし、彼なし、仕事なしのアラサー女子・久遠あいこ(吉岡里帆)は、初恋の人の葬儀で、その兄の清一郎と出会う。弟の息子のレン(岩田琉聖)を引き取った清一郎は「俺のために恋愛しろ」と、あいこに仕事を依頼する。漫画のネタのために疑似恋愛するというミッションだった。清一郎のむちゃぶりのもと、疑似恋愛相手と淡い恋に発展したり、しなかったりの悲喜劇を繰り返すあいこ。2人の姿を描くラブコメディー。

第6話では、清一郎は、あいこを慰めるためにハグしたのだが、その瞬間を思い出しては困惑していた。あいこの相談相手の二階堂藤悟(眞栄田郷敦)が店長代理を務めるカフェバーでは、あいこもついハグの瞬間を思い浮かべていた。そのハグを目撃してしまった二階堂と店員の伊藤由奈(小西桜子)もなんだか複雑な思いになる。

一方、レンは父の遺品にあった女子高生の絵を清一郎に見せる。レンは清一郎が描いた女子高生があいこではないかと思ったのだ。しかし、清一郎は否定する。

あいこが店を出ようとすると、由奈が体調を崩す。あいこは心配する二階堂の様子で2人の関係に気づいた。そして、自分が店番をするので由奈を病院に連れて行くよう二階堂を促す。

店に戻った二階堂は、由奈が2、3日の入院が必要と診断されたので、その間、店の手伝いをして欲しいとあいこに頼む。あいこから話を聞いたレンは夕食を一緒に食べられないと寂しがるが、清一郎は…。

清一郎が連載中の「銀河天使」の最新ネームにハグシーンが描かれているのを見て、そのリアルさに、実際にあいことハグしたのではないかと疑っていた編集者の向後達也(片岡愛之助)。二階堂の店を尋ねると、そこにあいこの疑似恋愛の相手だったエリートサラリーマン早瀬剛(竜星涼)や、清一郎のライバルの漫画家金條可憐(木南晴夏)もやってきた。早瀬と可憐がいつの間にかつながっていると知り、焦る向後。

そんなおり、出前の注文が入り、あいこが出ることに。コーヒー1杯という奇妙な注文。なんとそれは清一郎からだった。