ジャニーズWEST桐山照史(31)が、舞台「赤シャツ」(9月上演予定、東京・東京建物Brillia HALL、大阪・森ノ宮ピロティホール)に主演することが29日、分かった。

同作は劇作家マキノノゾミ氏が書き下ろし、01年の初演後何度も上演されてきた喜劇。夏目漱石の「坊ちゃん」に登場する主人公の敵役、赤シャツを主人公に据え、赤シャツ視点で「坊ちゃん」の物語を描く。

この日、さいたまスーパーアリーナで行われたライブツアー公演で発表された。メンバーの重岡大毅(28)からは「歴史のやつ(作品出演)多いよな」と言われ、藤井流星(27)からは「歴史顔なんよな~」と指摘された。桐山は「歴史顔ってなんやねん!」とツッコみ、メンバーたちの笑いを誘っていた。

また、桐山は「舞台がとても好きなので、生でお芝居ができるチャンスをいただけてとてもうれしいです」と喜び、「今回あらためて、小説『坊ちゃん』をまず読んで、戯曲を読みました。赤シャツにはこういった面もあったのかなぁと感じられました。『坊ちゃん』を読むと、面白さの倍増する作品だと思います」とコメントした。

演出を手掛ける宮田慶子氏とは初タッグとなる。桐山は「演出の宮田さんとは今回初めてですが、すでにご一緒している横山(裕)くんから、『いちから丁寧に教えてくださった』、また高木(雄也)くんからは『厳しいけれど愛のある方』と聞いて、少しホッとしています」と明かし、「厳しい、というところはちょっとドキッとしますが(笑い)、これまで上演されてきた名作、僕なりの引き出しをプラスしてヒール役を思いっきり楽しめたらと思います」と意気込んだ。