15日に放送された、松たか子(43)主演のフジテレビ系連続ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(火曜午後9時)の最終回の視聴率が5・7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、速報値)だったことが16日、分かった。

前回の6・2%より0・5ポイント、ダウンした。

初回から7・6%、6・7%、5・7%、6・0%、6・2%、5・5%、5・8%、5・8%、6・2%だった。

松が演じる大豆田とわ子は、住宅建設会社「しろくまハウジング」社長で離婚歴3回のバツ3、40歳。松田龍平(37)演じる最初の夫でレストラン「オペレッタ」のオーナー兼ギャルソンの田中八作との間に生まれた中学3年の娘・唄(豊嶋花=14)と暮らしている。2番目の夫のファッションカメラマン佐藤鹿太郎(かたろう)を東京03の角田晃広(47)、3番目の夫で「しろくまハウジング」顧問弁護士のエリート弁護士・中村慎森(しんしん)を岡田将生(31)が演じる。とわ子と3人の元夫たちの物語。

最終回で、「好きになれる自分と一緒にいたいし、1人でも幸せになれると思うんだよね」。考えた末、4度目の結婚には踏み切らず、1人で生きていく道を選んだとわ子。八作や鹿太郎、慎森ら3人の元夫との関係は相変わらずで、しろくまハウジングも買収前の平穏な日常を取り戻していた。

ある日、オペレッタでとわ子は初恋の相手・甘勝岳人(竹財輝之助)と偶然再会する。親しげに思い出話に花を咲かせる甘勝に嫉妬した鹿太郎は、抑えきれない感情を共有するために慎森に電話をかける。

それからしばらくして、とわ子は自宅に置いていた、亡くなった母親の荷物が詰まった段ボール箱を偶然見つける。中から父親の旺介(岩松了)と離婚する前の母が書いた一通の手紙が出てくる。

母の思わぬ一面に動揺するとわ子だったが、同時にこの手紙を出せなかった胸中を思って複雑な気持ちになる。すると、同じく手紙に気付いた唄が、送り先の人物に会いに行こうと提案した。