Kis-My-Ft2の宮田俊哉が約8年ぶりに舞台単独主演する音楽劇「GREAT PRETENDERグレートプリテンダー」が25日まで東京・池袋のブリリアホールで上演されている。

コンフィデンスマン(詐欺師)たちを主人公に東京、ハリウッドと世界を舞台にした物語で、20年放送のテレビアニメの舞台版。宮田は自称日本一の詐欺師のエダマメこと枝村真人、フランス人詐欺師のローランを美弥るりかが演じている。もともとテレビアニメを見ていて、大好きだったという宮田はほぼ出ずっぱりで、汗だくになりながらアクションシーンにも挑んでいた。

そして、宝塚歌劇の男役として活躍した美弥は19年の退団から2年ぶりに男役を演じている。周りは宮田をはじめ、検事役の加藤諒、マフィアのボス役の大谷亮介ら本物? の男性ばかりとあって「男役は2年ぶりだったので、できるかなと心配だった」そうだが、まったく違和感はなかった。男性の俳優陣の中に自然体で溶け込み、すご腕のコンフィデンスマンを華やかさに宝塚仕込みの男役の色気も加えて、鮮やかに見せていた。

8月4日から8日までは大阪・オリックス劇場で上演を予定している。