東京オリンピック柔道男子73キロ級で、大野将平(29=旭化成)が優勝し、16年リオデジャネイロ五輪からの2連覇を達成した。決勝の模様を放送したNHKの番組にゲスト出演した、柔道女子ロンドンオリンピック金メダリスト松本薫氏(33)が、大野をたたえた。

スタミナ消耗する中で、9分26秒、支え釣り込み足で投げきり、技ありを奪った。松本氏は「今までにない勝ち方なんですよね。やはり勝ち取った瞬間が、国を越えて全ての人が拍手をしたんです。素晴らしいです。本当に国を越えました」と喜んだ。

その上で「大野選手の敵は常に自分。自分との戦いが2連覇に繋がったと思います」と話した。