タレント恵俊彰(56)が9日、家族に新型コロナウイルス陽性者が出たとして、メインMCを務めているTBS系昼情報番組「ひるおび!」にリモート生出演した。

恵は「私の家族に新型コロナの陽性が確認されました。私自身や残りの家族も全員、PCR検査を受けました。結果は全員陰性でした。(自分の)体調は変化ないんですが、念のため自主隔離を行っております。保健所からの連絡を待っているという状況です。複数の専門家の意見をふまえた上で、今日はリモート出演するという判断をさせていただきました」と報告した。

同番組に恵がリモート出演するのは初という。この日、スタジオをメインMCとして仕切った同番組レギュラーの弁護士・八代英輝氏からリモート出演の印象を聞かれると、恵は「(これまでリモート出演したほかの出演者のことを)『間が悪い』とかいじってたんですけど、ほんとうにわが身ですね。自分で見てる自分の画像と、テレビ、パソコンに映っている画像と、多少ズレがあるもんですから…。自分の言ったことがちょっと遅れて自分のモニターに映っている感じなんですよ」と返答。

八代氏がすかさず、「それは言い訳ですかね」といたずらっぽく突っ込むと、恵は「すいません」と笑いを誘い、リモートとスタジオで息ぴったりの掛け合いをみせた。

恵がリモートでトークをしている間に、滞在先のベルが鳴る事態も。恵は「すいません…荷物が届きました」と告白。「買い物をなるべく控える状況になっているものですから、食べ物、飲み物を発注しております。”ピンポン”が鳴った場合は申し訳ございません」と続けた。

この日、恵は珍しくめがねを掛けていたが、自ら「めがねについて全くふれていただいてないんですけど」と、話題にするよう”要求”。そして「(リモート用の)パソコンだと近くを見なきゃいけないじゃないですか。かなり老眼が進んでいて近くを見れないものですから、めがねをかけざるをえないという」と理由を明かした。

八代氏が再び「知的に見せようと思ってめがねかけてるわけではないんですね?」といじると、恵はうれしそうに「そういうのいただけると非常にありがたいです」と、同氏からの”リモートつっこみ”を喜んだ。 

所属事務所もこの日、公式ホームページで、恵の家族に新型コロナ陽性者が出たことを報告。「週末に受けたPCR検査の結果は陰性で、現在体調にも変化はなく、保健所からの連絡を待っている状況ですが、念の為、自主隔離をしております。複数の医師、専門家の意見を踏まえた上で番組とも協議を行い、感染拡大の防止に努めるため、自主隔離期間中はリモートにて番組に出演させて頂くことにいたしました。今後についてですが、保健所から連絡があり次第、その指示に従います」としている。