米俳優ショーン・ペン(61)が、20日に全米公開された監督と主演を務める新作映画「フラッグ・デイ」のプロモーションで、「新型コロナワクチンを打った人にだけ映画館で見て欲しい」と語った。

米CBSテレビのトーク番組に出演したペンは、コロナ禍で多くの映画が劇場公開を断念している中で劇場公開できたことはうれしいと述べる一方、劇場に足を運ぶのはワクチンを打って安全な人だけにしてとコメント。自ら設立した非営利団体コアを通じてワクチン接種の普及に尽力しているペンは、「ワクチンを受けない人は自分の映画なんて興味ないだろうけどね」と反ワクチン派を皮肉った。

「フラッグ・デイ」でペンは、元妻で女優のロビン・ライトとの間の娘ディラン・ペンと親子共演を果たして話題になっている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)