フジテレビ系で今秋からアニメ「遊郭編」の放送が決まっている「鬼滅の刃」の公式ウェブラジオ「鬼滅ラヂヲ」が、ニッポン放送で10月9日から、毎週土曜午後3時~同30分のレギュラー放送が決定した。8日、アニプレックスが発表した。

「鬼滅ラヂヲ」は19年9月に放送された「竈門炭治郎立志編」の放送とともにスタートした公式ウェブラジオで、20年12月まで合計47回配信され、10カ月の沈黙を経てバージョンアップして帰ってきた。パーソナリティーは、引き続き、竈門炭治郎(かまど・たんじろう)役の声優花江夏樹と、我妻善逸(あがつま・ぜんいつ)役の下野紘が務める。

番組では、リスナーからのメールも募集。番組内容、メールの宛先等は、後日、「鬼滅の刃」公式ツイッターアカウントで発表する。

また、全国のファンが聴取できるよう、radikoでのタイムフリー聴取とともに、タイムフリー期間終了後は、アニプレックス公式YouTubeチャンネルとインターネットラジオステーション「音泉」で無料配信する。

「鬼滅の刃」は、2016年2月15日発売の「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載がスタートし、4年3カ月の間、休載なしで205話、掲載された。大正時代を舞台に、主人公の竈門炭治郎が、家族を殺した鬼と戦うために修業して「鬼殺隊」に入隊し、鬼と化した妹禰豆子(ねずこ、同=鬼頭明里)を人間に戻す方法を探して戦っていく物語。20年5月18日発売の漫画誌「週刊少年ジャンプ」に最終話の第205話がセンターカラーで24ページ掲載され、連載が終了。アニメは19年4月から9月まで各局で放送され人気が爆発的に高まった。

20年10月16日公開のアニメ映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」(外崎春雄監督)は、01年の宮崎駿監督のスタジオジブリ作品「千と千尋の神隠し」が記録した興収316億8000万円を超え、日本映画の歴代興収記録を更新。国内の興行成績は、7月2日までに興収401億4400万円、動員は2905万3000人、海外は6月21日時点で、65の国と地域で134億1417万人を動員した。

フジテレビでは11、12、18、19、23日の午後7時から「鬼滅の刃 竈門炭治郎 立志編」を5夜放送。25日午後9時からは「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」をテレビ初放送する。