新型コロナウイルス対策が不十分だったとして批判が集中したヒップホップ系野外フェス「NAMIMONOGATARI 2021」に出演したアーティスト3組が、あいち医療応援基金に寄付したことがわかった。

愛知県の大村秀章知事は8日、ツイッターで「常滑市で開催された『NAMIMONOGATARI 2021』の出演アーティストCIMBA様、Awich様、CREAM様から、あいち医療応援基金へ、それぞれご寄附を頂きました」と報告。「ご寄附は、献身的にご尽力頂いている医療従事者の方々のために役立てて参ります。誠にありがとうございました」と感謝した。

CIMBAは2日、「出演させて頂いたNAMIMONOGATARI2021について緊急事態宣言下にも関わらず自分の考えが至らなかった事で沢山の方にご迷惑とご心配をおかけしたことを深くお詫び致します」と謝罪するとともに、「協議を重ねた結果、出演料とグッズの売り上げ金を『あいち医療応援基金』に全額寄付させて頂きます。(現在申し込み申請中です。)」としていた。