俳優中村倫也(34)が、このほど、17日開幕の「劇団☆新感線」の「いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩』」(東京・TBS赤坂ACTシアター)への意気込みを語った。

同作は、いのうえひでのり氏演出で、中島かずき氏が書き下ろした作品。「狐の子」を名乗る陰陽師(おんみょうじ)・安倍晴明と、陰陽師に化けた九尾のキツネとの手練手管の頭脳戦を描いた。中村は安倍晴明を、陰陽師に化けて日の本支配を企てる九尾のキツネを向井理(39)が、吉岡里帆(28)は九尾のキツネと因縁のある狐霊役で出演する。

初日を前に、中村は「7月の真ん中から、9月の真ん中まで、夏休みの自由研究のように楽しく稽古してまいりました」と振り返った。吉岡については「チャーミング」。向井については「胸キュンです」と話し、自身の役については「『こんなに代謝良かったっけ? 』と首をかしげるくらい、ヘラヘラと汗をかいております!とにかく見所たくさん」と自信たっぷりにアピール。「ルールとマナーを守って、是非気持ちよく楽しんでくださいませ」と呼び掛けた。