NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜午前8時)の13日に放送された第108話の平均世帯視聴率が16・3%(関東地区)だったことが14日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第1話の19・2%。

朝ドラ104作目となる「-モネ」は、「海の町」宮城県気仙沼で生まれ、「森の町」同・登米(とめ)で青春を送るヒロイン「モネ」こと永浦百音(清原果耶)が主人公。モネは天気予報の可能性を知り、やがて気象予報士を目指していく。

あらすじは、農家の人の相談に乗り、伝えている情報が相手に落胆させることばかりで悩んでいた百音。自然に対して無力だと感じ、菅波(坂口健太郎)からの電話に出ずに1人で考えてみるとメールをした。菅波から「自分で選んだんでしょう。それとも東京に戻りますか」と聞かれ、「わたしはここにいます」と涙しながら返した。

2020年、新年を迎え未知(蒔田彩珠)は亮(永瀬廉)と喫茶店で会うと「漁から戻ってきたら話したいことがある」と伝えた。亮も「分かった」と約束した。百音が天気予報図を見ていると、気になる低気圧があり、問い合わせをすることにした。その後、亮が漁から戻ってくる日の気仙沼市周辺に風速15メートル以上の強い風が吹き、海がしけることがわかり、放送することにした。そして滋郎(菅原大吉)にも「大しけで漁に出ている船に戻るように伝えてほしい」と電話でお願いしたが相手にされず、直接会って再度お願いをすることにした。しつこく粘られた滋郎は、全面的に百音を信用していないが、アワビの開口日の予測のこともあり、船に無線で流してもらえることになった。