木梨憲武(59)が14日、MCを務めるテレビ東京系「~夢のオーディションバラエティー~Dreamer Z」(24日スタート、日曜午後9時)取材会を行い、芸能界入りのきっかけともなったオーディション番組に強い意欲を見せた。

とんねるず結成前の80年に、相方の石橋貴明(59)と2人で初めて出たテレビ番組が、前身の東京12チャンネル「所ジョージのドバドバ大爆弾」だった。木梨は「42年前に東京タワーの下のスタジオに行った時代を収録が始まって思いだした」と熱く語った。

木梨は同局系で初のMCを務める。そのオファーは、番組で密着する「iCON Z ~Dreams For Children~」総合プロデューサーのEXILE HIRO(52)から直接、受けた。「HIROさん…隊長からご指名を受け、私で良ければ」と快諾した。

「ドバドバ-」以降もオーディション番組に出場。82年に日本テレビ系「お笑いスター誕生!!」でグランプリとなりブレークしたが「18歳の素人時代に再チャレンジ頑張るぞというのを味わった」と、オーディションで苦闘した日々を今回の収録で思い起こしたという。番組ではTikTok弾き語りシンガードラマ主題歌オーディション、人生で1度くらいドラマの主役をやってみたい人オーディションを展開するが「若い子を見ていると(自分も)参加したくなる。もう1度、表現したいと言ったら普通に断られた」と笑った。

一方で、審査員を固定せず「俺の知り合いのミュージシャンも勝手に連れてくることにした」と、自身の色をつけていく考えも示した。「強い思いさえあれば誰でも参加できる番組にしたい」と力を込めた。

◆「iCON Z ~Dreams For Children~」大手芸能事務所LDH史上最大規模のオーディション。Z世代と呼ばれる中学1年~25歳までの男女が対象。EXILE HIRO(52)が総合プロデューサー、AKIRA(40)が次世代のEXILE TRIBE新グループのプロジェクトリーダー、SHOKICHI(36)が男性ボーカリスト、三代目 J SOUL BROTHERS登坂広臣(34)が女性グループを発掘。