女優高畑充希(29)松重豊(58)らが5日、都内で、WOWOWの連続ドラマW「いりびと-異邦人-」(28日スタート)の完成報告会に出席した。

原田マハ氏の小説「異邦人」が原作。美術界で交錯する人間関係を描いたアートミステリー。

作品に絡めて、「ぶれないこと」を問われた高畑は、「父の教えで、『明日死ぬかも知れないから一食一食を大事にしろ』っていう。ご飯を妥協しないというのは、食いしん坊の父の教えなので、毎食大切に過ごしています。おいしいものを食べていきたいなって思います」とこだわりを明かした。

松重は、「『ぶれないぞっという信念を絶対にもたない』という信念をもっています。役者ってあなたの本質的なところってどうなんですかっていわれたらわからないんですよ。役によってコロコロ変わりますし」と俳優としての心得を語った。

直後に「ただね、高畑さんみたいに毎食毎食大事にしたいっていうのはありますね」とつけたして、撮影現場の京都で、夕食選びに苦労したことを明かした。「(餃子の)王将のテークアウトが非常においしいということに気づきまして、毎日王将で食べていたんですけど、王将って京都なんですね。京都の王将っていうのはギョーザがちょっと違うんです。おいしい。そういう信念も持っています」とグルメ好きらしく笑わせた。

風間俊介(38)SUMIRE(26)も出席した。