コンポーザーのAyase、ボーカルのikuraからなる「小説を音楽にするユニット」YOASOBIが、4人の直木賞作家とコラボレーションをすることが1日、発表された。

来年2月から、島本理生氏、辻村深月氏、宮部みゆき氏、森絵都氏とコラボをする。このコラボでは、各作家が「はじめて〇〇したときに読む物語」をテーマに小説を書き下ろし、これらの小説を原作とした楽曲をYOASOBIが順次発表していく。

原作となる小説は、「はじめて人を好きになったとき」をテーマにした島本理生氏の「私だけの所有者」。「はじめて家出したとき」をテーマにした辻村深月氏の「ユーレイ」。「はじめて容疑者になったとき」をテーマにした宮部みゆき氏の「色違いのトランプ」。「はじめて告白したとき」をテーマにした森絵都氏の「ヒカリノタネ」の4作。

Ayaseは「こんなにも豪華な作家陣の皆さまに原作を書きおろしていただけたことが素直にうれしいです。皆さまがそれぞれ小説に込めてくださった想いを溢すことなくくみ取って、YOASOBIというフィルターを通し、自分たちが1番カッコいいと思える音楽という形で楽しんでアウトプットすることができたらと思っています」。

ikuraは「私が小説を読むきっかけをくださった作家さんや、高校時代にたくさん親しんできた作家さん達とこうして一緒に作品を作ることができてうれしい気持ちでいっぱいです。すてきな4つの物語と、それらを原作としてAyaseさんが紡いだ曲に一生懸命向き合って、私なりの歌を乗せていきたいと思います」とコメントしている。