米女優サンドラ・ブロック(57)が、俳優ライアン・レイノルズ(45)と共演した米映画「あなたは私の婿になる」(2009年)でのヌードシーンの撮影中で起きたハプニングを告白した。

ポッドキャスト番組「アバウト・ラスト・ナイト・ポッドキャスト」のインタビューでブロックは、撮影中にライアンの下半身が露出してしまったトラブルを赤裸々に語った。

ブロックによるとそれはシャワールールで衝突して床に倒れるシーンだったと言い、ヘアメイクのみが入れる外部から遮断された密閉空間で撮影が行われたという。

互いに大事な部分に肌色のテープを貼って隠し、ブロックの胸も髪の毛で隠れるようにスタイリングしてもらって撮影に臨んだとのこと。「ライアンの小さいの、いえ小さくはないわ。そこにあるもの。見えないから、分からないけど。私は見てないわ」とレイノルズのプライベート部分は見ないようにしていたことを明かしたブロックだが、衝突したはずみで貼っていたテープがはがれて身体にくっついて身動きが取れなくなってしまったという。「カット」の掛け声がかかった後も動けないため、レイノルズはあおむけのまま膝を立て、ブロックはその膝にもたれかかるような姿勢で互いの裸を見ないようにしていたというが、アン・フレッチャー監督が「ライアンのあそこが見えてる」と声に出して言ってしまったことを暴露。「目を向けたくなったけど、下を見ちゃいけないわと自分に言い聞かせていた」とその時の心境を明かすも、その場にいた全員が暗闇の中で一斉にそれを見るためモニターを確認しようとしたといい、「もっと違う言い方があったのに」と話して笑いを取っていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)