タレント熊田曜子(39)の顔を平手でたたいたとして、暴行罪に問われた夫(38)の判決公判が23日、東京地裁(深野英一裁判長)で開かれ、求刑通り罰金20万円の有罪判決が言い渡された。

熊田が所属する「アーティストハウス・ピラミッド」はこの日、「裁判結果については弊社としてコメントする立場にございませんが、この間の熊田に対する誹謗(ひぼう)中傷について皆様にお願いとお知らせがございます」とマスコミ各社に文書を送付した。

文書では、一部週刊誌などの報道を受けて「多くのメディアで報道されているDNA鑑定書は捏造(ねつぞう)されたものであり、刑事裁判でも証拠として却下されています。また、民事訴訟においては提出すらされておりません」と説明した。

さらに「DNA鑑定書に関連する情報は全くの事実無根であるにもかかわらず、あたかも事実かのような報道やインターネット・SNS上の記事・コメント等が氾濫しており、熊田及びご親族の生活にも深刻な影響を及ぼしているとともに、弊社の業務にも著しい支障が生じております」として、今後は損害賠償などの法的処置を講じ「必要に応じて警察の協力も得ながら、厳正に対応していく所存です」とした。