落語家6代桂文枝(78)が半世紀にわたって司会を務めてきたテレビ朝日系の長寿番組「新婚さんいらっしゃい!」(日曜午後0時55分)の司会のバトンを受けたタレント藤井隆(49)がこのほど、大阪市内で初収録に臨み、番組の伝統芸「イスコケ」を引き継いだ。

新婚さんの「そんなアホな!」の仰天話を聞いた文枝が、ツッコミを入れる代わりにイスごと転がる伝統芸。文枝が長年愛用していたイスはリニューアルされ、藤井と山瀬まみからアシスタントのバトンを受けた井上咲楽(22)の「専用イス」が登場した。

1組目の新婚さんでイスごと転がった藤井は「1組目の新婚さんがセクシーだったので、何を言っているんだろうと…。ホント、驚いた。驚くと、イスがこける仕組みなんだな(笑い)」と“初イスコケ”に満足そう。

歴代アシスタントとしては初めて「イスコケ」を披露した井上は「私がコケていいんですか? 遠くでうなずいているスタッフの方もいたので、コケさせていただきました。自然とです。ちょっとでもバランスを崩すと、コケる」と笑顔を見せた。今後はダブルの「イスコケ」が名物となりそうだ。

「新婚さんいらっしゃい!」の27日放送分で文枝と山瀬は卒業した。初収録前に、藤井はこれまで1万回以上、コケてきた文枝にバトンタッチのあいさつに出向いた。「頑張ってね」のエールとともにネクタイをプレゼントされた。そのネクタイをつけて初収録を終え「たくさんの方から『おめでとう』のメッセージをいただいた。おめでとうと言ってもらえる仕事をさせてもらえることが、ありがたい」と感謝した。

初収録の緊張感からか、右目の結膜炎とものもらいが悪化した。「身体って正直だな。すごく緊張しているんだな」と明かした。「文枝師匠をはじめ、山瀬さん、スタッフのみなさん、存在が大きすぎて、どう入っていけばいいか分からなかった」と戸惑いもあったというが、「真っすぐ向き合うことで、気持ちがクリアになった。番組の主役である新婚さんのお話を聞けるように頑張りたい」と意気込んだ。