NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の4月29日に放送された第15話の平均世帯視聴率が15・4%(関東地区)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第5話の17・0%だった。平均個人視聴率は8・5%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」が歌う。

あらすじは、暢子(黒島結菜)は自分の就職先と、兄・賢秀(竜星涼)の間で起こったトラブルから悩み、徐々に就職先に理不尽を感じていた。思い悩んだ暢子は、とうとう、母・優子(仲間由紀恵)と相手先を訪れることに。そしてトラブルの張本人、賢秀も、実は責任を感じていた。その頃、妹・歌子(上白石萌歌)は、歌を聞かれたことから、音楽の教師・下地(片桐はいり)に付きまとわれる羽目になる。

暢子は就職先に「お断りします。うちはここで働きたくありません」と言う。会社から「どんな娘さんですか?」と聞かれるが、優子は「自慢の娘です」と話す。暢子は自分が心を燃やせるものを模索する。