アンジャッシュ渡部建(49)が、3日に千葉テレビ(チバテレ)で放送の「白黒アンジャッシュ」(火曜午後10時)で、プロダクション人力舎の先輩のオアシズ大久保佳代子(50)から、新たな芸として顔芸に加え、ものまねを勧められて挑戦した。ただ、いまひとつ、消極的な姿勢に終始。大久保から、不倫騒動で活動自粛を強いられた1年8カ月の間で、自信を失っていると指摘される一幕もあった。

大久保は、20年6月9日に不倫騒動で活動を自粛し「白黒アンジャッシュ」2月15日放送回で活動を再会した渡部に対し「渡部君が基本、仕切ったりとか突っ込みだったじゃん。全然、それやっていけばいいと思うけど」と投げかけた。その上で「なかなか出来ない時も、あるわけだから、その時にやっぱり心配。ものまねとか、いける?」と、ものまねへの挑戦を勧めた。

児嶋一哉(49)が「ものまねは、我々は本当にやってないですね」と返すと、渡部も「通らないで…はい」と答えた。大久保から「そういうのを通らないで、ここまで来た、売れちゃったのも、すごい」と驚かれると、児嶋は「やっても、ウケないから、痛々しくて振られない」と答え、渡部も「2人とも不器用ですからね」と続いた。

渡部は、大久保から「野球の形態模写的なものは?」と投げかけられると「有名な選手、いますよ。落合(博満)さんとか、種田(仁)さんとか…」と口にしてバッティングフォームを披露。ただ、大久保と児嶋の反応が、いま1つ薄いと「本当に、それも考えたことない」と答えた。

さらに、大久保から「お子さんを前に『ガオー!!』とかは?」と、息子と遊ぶ際に動物のマネをしないかと聞かれると、渡部は「やります、やります」と即答した。その上で「ライオンとかキリンさんとか、言われたのはやりますよ」と言い、息子にも見せているキリンやゾウ、ライオンのものまねをした。その中、大久保から「田中角栄さん」と振られ、まねをした渡部だったが「うちの子ども、3歳。角栄、知らない。ウケないです」と苦笑い。児嶋から「すごい、いいなと思った」と言われても「すごい肯定的だね」と渡部は消極的だった。

渡部は、大久保から「(不倫騒動と活動自粛の)2年で、ちょっと自信、失っちゃってるのよ。メンタルをまず、こっちが上げてあげて」と言われると「ないですよ、そんな自信は。ないです、2年前も、そんなのは」と否定した。児嶋が「ちょっと、良い回だったな。見えました、マジで、アンジャッシュにとっては」と意気込んでも「見えたかなぁ…」と消極的な姿勢は変わらなかった。