タレント大竹まこと(72)がパーソナリティーを務める文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜午後1時)が9日の放送で、スタートから16年目を迎えた。

この日は冒頭で月曜レギュラー・パートナーの阿佐ヶ谷姉妹が番組の誕生日を祝うバースデーソングを歌って祝福。大竹は「これからは1年1年が勝負。56歳か57歳のときに(番組が)始まって、皆さんに聞いていただいてありがたいこと。いろんなことがありました。番組のコンプライアンスが厳しくなったり…。皆さんにこれからも聞いていただけますように頑張ります」と感謝した。

番組は2007年(平19)5月7日に放送開始。この日で通算3849回目のオンエアとなった。「“面白い”けれど“真剣に”“くだらない”けれど“正直に”」がキャッチフレーズ。大竹を中心に日替わりパートナーとともに日常の楽しみ、悩み、苦しみ、怒りと真剣に向き合ってきた。午後の人気帯番組として聴取率も長くトップに立ってきた。

大竹は「街の声、小さな声を拾っていくことが自分の仕事」と常々語っているが、忖度(そんたく)なく社会の不条理、政治の問題点に切り込んできた。

この2年は新型コロナウイルスの影響もあり、外部からの中継コーナーを休止していたが、16年目は出演者も一部変更するなど、番組をリニューアルしながら中継コーナーも復活する。