俳優間宮祥太朗(28)主演のフジテレビ系連続ドラマ「ナンバMG5」(水曜午後10時)の第5話が18日、放送される。

間宮が演じる難破剛は、10代のころ千葉最強のヤンキーと恐れられたトラック運転手の父・勝(宇梶剛士)とレディースの総長だった専業主婦兼パチプロの母・ナオミ(鈴木紗理奈)の次男。兄弟は高校時代に関東を完全制覇したカリスマヤンキーだが現在は無職の兄・猛(満島真之介)、改造自転車を乗り回す能天気な中学2年の妹・吟子(原菜乃華)という筋金入りのヤンキー一家・難破家で育った。一家の愛犬・松は、剛の弟分的な存在だ。

そんな家族のもとで育ち、千葉14校を傘下に持つ超有名ヤンキー中学校・萬田中のアタマを張るまでになった剛は、県内屈指のヤンキー校として知られる市松高校への入学を期待されていた。だが、普通の高校生に憧れる剛は、家族に内緒で隣の白百合高校に入学した。普通の高校生活を送っていた剛だが、市松高校のヤンキーに絡まれた友人のために、特攻服に着替えて救い出す。

原作は小沢としお氏の「ナンバMG5」と「ナンバデッドエンド」(秋田書店刊)。

第5話では、剛が帰宅すると、見知らぬ男が家に上がりこんでいた。市松高校の剛のツレだとうそぶくその男を警戒する剛。男の正体は、他校のヤンキーたちからも恐れられている市松高校のアタマ・陣内一久(柳俊太郎)だった。

ナオミの手料理でもてなされた陣内は、帰り際、猛から名前を尋ねられる。陣内は、そこで初めて名を名乗ると、途中まで送るといって一緒に難破家を出た剛に対し「調子に乗るなよ、特服」と言い放つ。

一方、剛の妹・吟子は、高浜一中3年の佐藤淳一(小田将聖)と知り合う。佐藤が吟子の後をつけていると勘違いした難破家の愛犬・松が、ほえたことがきっかけだった。佐藤と親しくなった吟子は、ひょんなことから彼に勉強を教えてもらうことになる。が、実は佐藤はヤンキー嫌いらしい。

そんな折、伍代直樹(神尾楓珠)、大丸大助(森本慎太郎)と一緒にラーメン店に立ち寄った剛は、陣内が訪ねてきたことを打ち明ける。伍代から、陣内が市松のアタマだと教えられて驚く剛。続けて伍代は、陣内に関する数々の“ヤバい伝説”を剛たちに話して聞かせる。