3月いっぱいでTBSを退職したフリーアナウンサーの堀井美香(50)が16日、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」(月~金曜午後1時)にゲスト出演。TBSの同期入社で同じくフリーアナウンサーの小島慶子(49)と再会を果たした。

番組の看板コーナー「大竹メインディッシュ」に堀井アナがゲストで登場すると2人は「変な感じ~」と異口同音で語り始めた。

1994年(平6)4月のTBS系同期入社の間柄。小島アナは2010年(平22)にTBSを退職しているが、久しぶりの再会に堀井アナは、小島アナについて「このお方と会ったときこんなに頭のいい人はいないなあと思った。絶対に人類の誰もが論破できないと思って、このお方とはしゃべりで闘うのやめようと思いました」と入社当初を振り返った。その上で「怒りを形に変えて変えていける人。こうしてゲストに呼んでくれてありがたいです」と感謝。「ぼやっとして生きている私にちゃんと生きていく術を教えてくれた人です」と小島アナの人柄を紹介した。

小島アナは「堀井はこう見えて実は堅実さとラジカルさを併せ持つ人。他の人がやっていないことを先にやっちゃう。人気絶頂でこれからTBS系の看板を背負っていくというときに結婚した」と入社2年目の24歳で結婚、3年目で出産した堀井アナの歩みを振り返った。「その後にナレーションでちゃんと復帰を果たした。じゃあ私も結婚して子どもを産もう思った」とお互いに尊敬しあっている様子を語った。

「堀井は何でもできる人。アナウンサーとしてやらなくてはならない基本ができている」と話す小島は、堀井アナが入社2、3年目ですでに郵便貯金の満期を迎えたというエピソードも披露した。

ナレーションを中心にフリーで活動する堀井アナはテレビ・ラジオCM、朗読会で語る、伝える仕事に専念している。番組では堀井アナの「読む力」を実際に再現。「ちょっと研修してできることではない」と小島アナが言うと、大竹まこと(72)からは「何か欠点はないの?」との質問が飛んだ。小島は「全然人の話を聞いていないときがある。静かに気が散っている。幽体離脱している」と暴露。堀井は「他のところに行っちゃうときがあるんですよ。目の前に見えるものから、わぁモノレール走ってるとか」と天然ぶりものぞかせた。