お笑い芸人、おばたのお兄さん(33)が17日、ブログを更新し、自身が出演する「舞台 千と千尋の神隠し」の福岡・博多座公演が同日、一部中止となったことについて、思いをつづった。

おばたは公演中止について報告すると「キャストでコロナウイルス感染者が出た為に一部中止になった件について。SNSなどでも『もっと早く教えて欲しかった』との意見が多数見られました」と、ネット上の一部意見について触れた。

おばたは、これらの意見について「僕の勝手な判断ではなくて【世の中に出ている情報】の中でわかりやすく改めてキャストである僕なりに説明させて頂きます」と切り出すと、「PCR検査は、この博多座の期間中も舞台関係者全員がかなりのスパンで行っております。(正直僕も「こんなにやらなきゃダメ?」って思うほどです)もちろん体調が良好で、何も症状が無くても」とし、「休演日前は全員陰性のために公演実施。(これは当たり前ね) 休演明けの今朝(中止当日の朝)」と状況を報告した。

その上で、ダブル主演の1人の橋本環奈の新型コロナウイルス感染が判明し、公演中止になった経緯について「環奈ちゃんが体調に異変を感じ、PCR検査を実施。結果を待った後に、陽性と診断。そこから中止の連絡となる」とつづった

おばたは続けて「つまり、出来る限り最速での判断と、情報出しを東宝さんと博多座さんはしたと思います」とし、「『もしかしたらいけるんじゃね?』があったから対応が遅れた。みたいな事は当然ありません」と私見を述べた。

おばたは「とにもかくにも、楽しみにしてくださっていた沢山の方々、本当に残念な気持ちは僕らも同じで『お届けしたかった』という気持ちでいっぱいです。『これを生きがいに仕事を頑張った』等のコメントや僕にくるメッセージもお見かけしました。チケット入手がとにかく困難であることも含め、観られなくなった皆さんのことを考えると僕らもとっても心苦しいです」と心境を告白。「しかしこれは このご時世を憎む他ないな と思います。環奈ちゃんは僕らの仲間だから 中止どうこうとかももちろんそうですが今は単純に『早く回復してほしい』という気持ちで僕はいます」と橋本を気遣い、「個人的な準備をしっかりしつつ八百万の神様に祈りますので、どうか引き続き応援して頂けましたら幸いです」と再開への思いを寄せた。

同舞台は、橋本が17日に新型コロナウイルスに感染を報告したことにより、博多座の17日昼12時と午後5時の回が中止となっていた。