俳優野村周平(28)が22日、都内で、主演映画「ALIVEHOON アライブフーン」(下山天監督、6月10日公開)の完成報告イベントに出席し、元レーシングドライバー土屋圭市氏やeスポーツの山中智瑛とレーシングゲーム対決を行った。

野村演じるeスポーツ日本一のレーサーがドリフトレースの頂点を目指すストーリー。

イベントでは、2台のゲームシミュレーターが用意され、まず主演の野村が、現役時代に「ドリフトキング」と称された土屋氏と対決することに。レース序盤から、役作りでゲームを練習したという野村がリードし、勝利は確実かと思われたが、最終コーナーでまさかのコースアウト。土屋氏がやや申し訳なさそうに勝利した。

当初は、野村と土屋氏の勝者が同ゲーム世界チャンピオンの山中と対戦するはずだったが、土屋が挑戦権を野村に譲り、主演をたてた。

仕切り直して野村と山中が対戦。エンジンの回転数でハンディをつけてスタートするも、レース序盤に野村が再びコースアウト。山中がハザードランプをつけて野村の車を待つような形でレースが再開し、きわどい勝負を繰り広げるも、野村が最後勝利した。

野村は申し訳なさそうに軽くガッツポーズし、「なんもうれしない」と苦笑い。「全然(山中が)勝っていました。この2戦でおれの株しか下がっていない」と自虐で笑わせた。

ゲームについては「いやー楽しかった。本物の車でやったらクラッシュとかできない。全力で(アクセル)踏めるとか、いろんなコースを練習するに当たって、ゲームでコースを覚えたりできるので、本当に勉強になると思います。友達同士で遊んでいても楽しいし、一石二鳥だと思います」と笑顔で話した。

吉川愛、陣内孝則、青柳翔、福山翔大、下山監督も出席した。