歌手で作曲家の美樹克彦(73)が作曲した「じんせいいちどだろ」の発表会が27日、横浜で行われた。

美樹が中心となり、「それぞれの分野で一時代を築いてきた年配者(じいじ)が集まって日本を元気にしよう」というプロジェクトのテーマソング。芸能界から清水アキラ、元プロ野球巨人軍の柴田勲氏、サッカー界から奥寺康彦氏ら各界を代表する31人が賛同し、25人が歌唱に参加した。

美樹は、今月3日に66歳で亡くなった俳優渡辺裕之さんにも声をかけていたことを明かした。「去年の12月に電話したんですよ。こういうことやりたいんだよねと。そうしたら『おじさんって感じか…』っつって。それじゃあと」と参加は見送られたという。

清水も「ほんと真面目な人なんです。ゴルフを一緒にやってもきちょうめんでした」と在りし日の渡辺さんをしのんだ。