フジテレビの金光修社長(67)が27日、都内の同局で定例会見を行った。

来月28日の株主総会、取締役会を経て、港浩一共同テレビジョン社長(70)が次期社長に就任。金光社長は1年でフジテレビ社長を退任して、兼任するフジ・メディア・ホールディングス(FMH)の社長に専念する。

「1年間ありがとうございました。21年度決算は大きな増収になった。スポーツ放送が好調で、TVer(ティーバー)配信も増えた。この1年、コロナ禍の影響が残る中で、社員に向けてはオンラインでフルスピードで改革を進めてきました。将来に向けて、フジテレビが前に進んでいける道をつくろうとした。とはいえ、まだまだ道半ば。制作現場の先輩である港さんにお任せしたいと思う。FMHの社長として港さんと密に連携を取っていきたい」と話した。