脚本家の大江崇允氏(41)が1日、都内で開催中の東京国際映画祭で行われた、Disney+(ディズニープラス)内の新ブランド「スター」の日本発オリジナルドラマシリーズ「ガンニバル」(12月28日配信開始)舞台あいさつに、片山慎三監督(41)と登壇した。
「ガンニバル」は「週刊漫画ゴラク」で18年10月から21年12月まで連載された、二宮正明氏の同名漫画の実写化作品。閉ざされた村社会で常識が揺るがされるサイコスリラー作品で、柳楽優弥が主演。大江氏は司会から、脚本を手掛けて米アカデミー賞国際長編映画賞とカンヌ映画祭脚本賞を受賞した映画「ドライブ・マイカー」(濱口竜介監督)に負けないか? と聞かれ「えっと…はぁ。ねぇ」と苦笑しつつ戸惑った。その上で「まだ、見てない方もいらっしゃると思うので『ドライブ・マイカー』も見てやってください」と、うまくかわして笑みを浮かべた。
片山監督は「全世界に同時配信されるので、ハイクオリティーなものにしようと、つい最近まで撮影して満足できるものになったと思う」と自信を口にした。その上で「文明の衝突を描いているんじゃないかと思いました。1つの村で起こったことですけど、世界中で起こりうる。そこを感じて欲しいと思います。映画を作る感じで、作りました」と続けた。その上で、大江氏に「原作を、うまくまとめていただいて、直すところがない脚本を書いていただいて…ありがとうございます」と感謝した。
大江氏は「片山さんは何回か、お仕事させていただいて(脚本を)お渡しすれば何とか、やってくれるだろうという意思のもとだった。原作や僕の本(脚本)にないような、おかしみ、独特の味わいも楽しんでいただければ」と、強い信頼関係を口にした。その上で「日本人の俳優さんが、露出されていない印象がある。素晴らしい演技をされている。全世界の方に見て欲しい思います」と俳優陣もアピールした。



