NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~金曜午前8時)の第34話が17日に放送された。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、祥子(高畑淳子)のところにめぐみ(永作博美)から、舞(福原遥)を迎えに来ると連絡があり、祥子は舞に伝える。さくら(長濱ねる)は舞が五島に来ていることを知り、自分がつくった「みじょカフェ」へ舞を連れて来ない祥子に文句を言う。一方、木戸(哀川翔)が祝いのタイを舞に渡しに来たので舞と祥子は不思議に思う。木戸は、一太(若林元太)から舞がフィアンセを五島に連れて来たと聞いて勘違いしていたのだった。

めぐみは舞から強い気持ちをしっかり聞き、舞の旅客機のパイロットになりたいという気持ちを理解する。その場面を目の当たりにした祥子は、めぐみが結婚して家を出て行ったときに自分ももっと話を聞いてやれば良かったと謝り、母娘は和解する。

高畑淳子と永作博美が圧巻の演技で母娘の和解を表現し、視聴者の涙を誘った。

ツイッターには「アカン、朝ドラまた号泣回」「朝からすごいものを見ている」「なんか金曜日みたいな内容で朝からウルウルした」「木曜日にこんな泣かされるなんて油断してたわ」「高畑淳子さんの演技すげえぇぇぇぇ」「高畑さんの演技本当に好き」「最後の2分すごかったー」「母娘の和解。よかった」「ばんば…めぐみさん… 良かったよぉ」「永作博美可愛すぎかよ」「聖子ちゃんカットのお母ちゃん。可愛い。さすが元アイドル」「良い回だった でも貴司さんと久留美さんはどこ笑」などとコメントが並んだ。

同作は時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧(だこ)」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。