4人組ボーカルバンドKing Gnuが17日、NHK「SONGS」(木曜午後10時)に初出演。楽曲への思いを語った。

全10曲が1億回再生を突破するKing Gnuはこの日が同番組初登場となった。MCの大泉洋は「この番組お嫌い?」とツッコみ。井口理(29)は「僕たちは出たかったですよ」とフォローした。

King Gnuが一躍有名になった「白日」が大泉はお気に入りだと明かし、井口に「なんであんな高い声を?」と質問。「井口はかなり頑張って高い声出しています」と笑い、他のメンバーも「(井口が)裏声に言った方がエモーショナルな感じになる。バンドの規模が大きくなるのにつれて、そうなっていった」と説明した。

この日の1曲目には19年ラグビーワールドカップで注目を集め、ラグビーファンに愛された「飛行艇」を披露。常田大希(30)は「ちょうど僕らがデカくなりだして、スタジアムでライブやることを視野に入れて作り出した1曲」と元々、スタジアムで歌うイメージがあったことを明かした。

その上で、多くのスポーツ選手が楽曲に使うことについて、常田は「自然にいろんなスポーツの現場で、例えばピッチャーが登場曲に使ってくれたり、選手が使ってくれることが、応援・鼓舞する曲を作る上で1番リアリティーがある。勝ちか負けかの勝負の世界で戦う人が”何を聴きたいか”って時に使ってくれることほどうれしいことはない」と喜んだ。