5人組ビジュアル系ロックバンドDIR EN GREY(ディル・アン・グレイ)が恒例の年越しオールナイトイベント「New Year Rock Festival」(12月31日午後9時開始、東京ガーデンシアター)に初参戦することが18日、発表された。

「シェケナベイビー」の口癖で知られた、19年に79歳で亡くなったロックンローラー内田裕也さんが1973年(昭48)にスタートさせた伝統のロックフェス。「NHK紅白歌合戦」のライバルとして誕生した。19、20年はコロナ禍で無観客配信で行われたが、50回目を迎える今年は3年ぶりに有観客で開催される。

結成25周年のメモリアルイヤーのDIR EN GREYだが、倍の歴史を誇るイベントへの出演にリーダーのギタリスト薫は「50年というすさまじい時間を生きてきた、記念すべき日に誘っていただき感謝します。お祝いムードは皆無なバンドですが。自分たちらしく花を添えられたらと思います。50年おめでとうございます」と話している。

他に第2弾アーティストとして高橋和也(53=男闘呼組)やKYONO、呂布カルマ、瓜田夫婦が発表された。発表済みのシーナ&ロケッツ、カイキゲッショク、AIらとステージを盛り上げる。