俳優伊藤健太郎(25)が、来年3月に上演される舞台「背信者」(東京・本多劇場)に主演することが18日決まり、共同制作するニッポン放送とノーミーツから発表された。

作品は、オンライン演劇で知られるストーリーレーベル「ノーミーツ」が手掛ける初のリアル舞台作品。未曾有の電子災害「ビッグクラック」に見舞われた300年後の雑誌編集部「CAESAR」を舞台に、真実と虚構をテーマに描く。伊藤は、何が真実か、何が虚構なのか曖昧になった世界で、真実を追い求める主人公を演じる。

公演は来年3月3日から、東京・本多劇場で。本多劇場での「劇場の視点」と、配信での「配信の視点」の両方で楽しめる試みという。出演はほかに、田中真琴、相田周二(三四郎)、青山郁代、新田桃子、石山蓮華、鍛治本大樹、和田聰宏ら。