歌手安斉かれん(23)が18日、自身の役で主演する短編映画「イマジナリーフレンド」(坂部敬史監督、23日公開)の舞台あいさつに出席した。

公開同日に配信される主題歌「未来の音」は自ら作詞した。「目に見えないものを信じること」がテーマで、安斉が見えない猫を探す旅に出るところからストーリーが始まる。「自分自身を演じるのが難しかった。半分は素で半分はリアルじゃないもの。私だったらこう言うなっていうのもあったし、逆もあった。監督からも演技っぽくなっちゃうとダメだって言われてたので」と語った。

撮影は5月に行われ、30度を超えたという。「ギャルには最悪の日差し。天敵と言わんばかりの厳しい日差し。河原だったので、避けようがなくて、日傘日傘日傘…でも楽しかった」。

見えない猫を河川敷で探すシーンでは、実際に犬が迷い込んできたといい「逃げ出しちゃったのかな。外からうらやましそうにずっと見ていた。これは連れて帰るしかないでしょ」。その後は安斉が掲示板で飼い主を探し「無事にお届けしました。よかったです」と笑った。

イベントには松本怜生(22)志水透哉(11)坂部監督も出演した。