中田カウス(73)、お笑いコンビの見取り図が20日、東京国立博物館で、「150年後の国宝展」特別企画「漫才のDENDO」に出席した。

吉本興業が同展示に「漫才」を出展したことによる特別企画。カウスが上方漫才の歴史をひもとき、人気芸人の素顔に迫るトークイベントが行われた。

見取り図は漫才コンテスト「M-1グランプリ 2022」に参戦。過去3度決勝に出場する実力コンビだが、17日に準々決勝敗退が発表されたばかりだった。イベント中の漫才ではツッコミ盛山晋太郎(36)が相方リリー(38)とのかけ合いを間違える一幕もあり、「M-1のショックを引きずっております」と自虐で笑わせた。

その後のトークコーナーでは「疲れてるねえ。M-1の準々決勝どうでしたか?」とカウスから敗退をいじられ、「準決勝、断りました」と強がってみせたリリー。盛山は「最初の段階で甘がみしてしまった。その数十秒後にもう1回かんでしまって、会場中に『盛山大丈夫か』という空気が流れて」と当時の状況を説明した。順調だったリリーも最終的には盛大にとちってしまい「最後のオチぜりふで、リリーが言語違うくらいかんでしまった。日本語じゃなかった。『俺らかみすぎやろ』と言って終わりました」と苦笑い。結成15年目にあたる今年はM-1に出場できる最後の年でもあったが、「とんでもないラストイヤーの最後でした」と振り返っていた。

お笑いコンビ、プラス・マイナスも漫才を披露した。