お笑いコンビ、爆笑問題の太田光(57)が21日、都内で、TBSが立ち上げたドキュメンタリー映画の新ブランド「TBS DOCS」チェアマン就任・大発表会に登壇し、ラインアップ作品を紹介した。

この日、太田ははラインアップ作品から「人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版」(武石浩明監督、25日公開)を紹介した。

「世の中にはこんな人生を送っている人がいると、存在だけでびっくりする。僕なんかはネットで炎上しながら悩んだりしているけど、それとは全く別の生き方をしている。なおかつ死と隣り合わせ、極限状態ってこういうことですよ」と自虐を交えながら魅力を説明した。

さらに主人公の山野井氏とは同い年だと明かし「どれだけ俺はぬるま湯の中で生きてきたかと思う。いつか対談してみたいです」と意気込んだ。

また「もし俺がクライマーだったら死んでいる」といい、MCのTBS良原安美アナウンサーに「太田さんはちょっと慎重さがない…?」と聞かれると「どうしてもそこがね。ダメなところですね」と笑った。

同作はナレーションを元V6の岡田准一が担当した。これに太田は「何で俺は選ばれなかった?」と笑いを取りつつ「かっこいいし、岡田君自身もものすごくストイックなので共通している部分があると思う」と話した。